Sync

DropboxでMAMP環境を同期。

2012.05.14 / Labs

Dropboxで複数のMacにMAMP環境を同期する方法です。
今回はMAMP通常版ではなく、PRO版を利用しています。(通常版とは管理画面と、MySQLのデータ格納先が変わります)
MAMP環境で同期を行いたいディレクトリは、ApatcheのドキュメントディレクトリとMySQLのデータを格納しているディレクトリの2点です。

 

Apatcheのドキュメントを格納している「htdocs」ディレクトリをDropboxで同期させるには、MAMPの管理画面からディレクトリを変更することができます。
MAMP
MySQLのデータを格納しているディレクトリは、PRO版ではルートのライブラリフォルダ内に保存されています。

この「mysql」ディレクトリをDropbox内に移動して、代わりに(Dropboxに移動したディレクトリの)シンボリックリンクをこちらに配置します。シンボリックリンクの作成には「MacDropAny」が便利です。

 

以上にて、Dropboxで複数のMacにMAMP環境を同期することが可能です。

 

Dropboxで同期する上で1点気をつけたいのは、MySQLがデータベース管理のために「ibdata1」というファイルを上記の「mysql」ディレクトリに作成するのですが、これはデータベースを作成するごとにファイルサイズが大きくなり、後にデータベースを削除してもファイルサイズは小さくなることはありません。
ですので、しばらく使っているうちに、すぐに数百メガにまで大きくなり、これをファイルの更新のたびにDropboxで同期するには、やや問題があります。

 

その対策として、「ibdata1」ファイルにはデータベースごとのデータを追加せず個別にファイルを作成するために、MySQLの環境設定ファイルで次の1行を追加します。

MySQLの設定ファイルはMAMP PROではメニューの「File > Edit Template > MySQL my.cnf」より編集が可能です。
これで、作成するデータベースごとにディレクトリが作成されて、さらに各テーブルごとのファイルとして保存してくれるので、必要最小限の容量のみをDropboxで快適に同期が行えます。

SugarSyncでファイルの同期&バックアップ。

2010.10.01 / Notes

オンラインストレージサービス「SugarSync」は、パソコン内の任意のフォルダのファイルを、複数のパソコンでファイルの同期がとれるサービスです。
さらに、ファイルごとに過去のバージョンを最大5段階まで履歴を残すことができ、バックアップとしても活用できます。

 

SugarSyncを利用するにはアカウントを登録して、専用のアプリケーションをインストールします。無料のアカウントでも2GBのストレージが使えて、初めて利用するには充分な容量です。
アプリケーションではデフォルトで「Magic Briefcase」というフォルダが同期対象のフォルダとして用意され、その他に同期をとりたいフォルダを追加していきます。
複数のパソコンで利用する際、同期を行うか、他のパソコンからは読み取り専用にするかを設定できます。
SugarSync
ファイルの履歴は、ファイルを保存するたびに自動で古いバージョンも残してくれて、最大5段階まで古いバージョンのバックアップがとれます。
誤って上書き保存してしまった場合などに重宝します。
古いバージョンのファイルは、SugarSyncのサーバ上に保存されているので、ブラウザからサイトにアクセスする必要があります。

 

有料で利用する場合、30GBで4.99$/月〜となかなか手頃な価格です。
また、iPhoneなどモバイルからもアクセスができて、いざという時に役立ちそうです。

 

SugarSync

複数のブラウザでのブックマークをXmarksで同期。

2010.06.09 / Notes

Safari、Firefox、Chromeなど複数のブラウザで登録しているお気に入り項目を「Xmarks」というサービスで簡単に同期することができます。
導入方法はXmarksのサイトでアカウントを登録し、各ブラウザごとの機能拡張アプリケーションをインストールします。Safariではシステム機能拡張項目、Firefoxではアドオン、Chromeではエクステンションとブラウザごとに分かれています。
インストールした後は、ウィザードに沿ってブックマークをXmarksのサーバにアップロードして完了です。
ブックマークの同期のほかに、サイトへログインのためのパスワード情報も同期することができます。

 

Xmarks